天然クロモジ茶
クロモジ茶作りは長年の友人のカメラマンが胆管ガンにかかり、手術が出来ないとのことで思い立ちました。秋田の阿仁町でマタギの人と知り合い、本人が秋田大学付属病院でステージ4のガンと宣告されて、手術できないことで退院しクロモジ茶を自身で作り、徹底的に飲んで数か月でガンが消えた話を本人から聞きました。クロモジは当村にも自生しているので、秋田のマタギの人から聞いた製法や注意点を聞き天然クロモジ茶を再現しています。
アロマセラピー 香木でも人気
クロモジ(黒文字)茶~健康茶の最高峰
クロモジの木は全国の山野に自生する落葉樹です。止血や口臭を消す作用があり、今でも高級爪楊枝などの利用があります。根は「鳥樟脳」や「釣楠」の生薬として薬用酒に使われています。クロモジの香りは爽やかでフローラルとして知られ、ローズウッドやベルガモット・ラベンダーと並びアロマセラピーでも選ばれる人気の高い香りです。また大腸菌・サルモネラ菌・黒カビ菌などに対しての抗菌作用も確認されています。香木としても知られていて、天皇陛下の即位式にあたる大嘗祭では香木として香りを周囲に漂わせて儀式の壮厳さを演出する役目をしたようです。
健康茶として驚くべき優れた効能
【主要成分】タンニン・リナノール・1,8₋シネオール・α₋ピオン・カンフェン・リモネン・テルピネオール
鎮静作用・鎮咳作用・ガン予防・便秘解消・発汗作用・健胃作用・下痢改善・肝機能改善・急性胃腸炎改善・冷え性改善・高血圧改善
特に多いリナノールには、睡眠中の中途覚醒を防止して安眠をもたらし、ストレス解消や判断力の低下防止、抗菌作用などもあるようです。(稲本正氏の著書・日本の森のアロマクロモジより抜粋)
阿蘇山麓に自生する天然木を利用
クロモジ茶は枝と葉をお茶にする場合があります。枝は味が濃くなりやすく、葉は味が薄くなりやすい特徴があります。当農園では枝と葉をバランスよく配合し、ランスの取れたクロモジ茶に仕上げています。西原村の天然木を水洗い・日陰乾燥・粉にしてパックしました。
作り方・1~⒈5㍑の水にパックを入れ煮沸、沸騰したら火を止め8~10分で完成・2度目は火を止め20分以上で完成